ラース・フォン・トリアー「ハウス・ジャック・ビルト」感想 ※ネタバレあり

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ラースフォントリアーなので観に行った。
観る前にR15という文字が見えて「R15なの?エロシーンでもあるのか?」と
思ってたけど違った…。人殺しまくってた…。

初めに女の人が殺されるシーンで、殺人シーンもう観れなくなってきたな、年だから。
と思ってたのに続々と殺されるシーンで辛かった。

早く誰かこいつ捕まえてくれ~
ジャクリーン早く逃げてくれ~って思ってた。オフィサー!

独白のシーンで「君が殺す女性は愚かすぎないか?」
「男性も殺した。でも女性の方が協力的なんだ」というのは、
なんだか女としては嫌なのだけど分かる気がした。

罠に自らハマっていくような弱さなのか、好奇心なのか、
「ハマってもなんとかなる」という驕りなのか甘さなのか、
そういうところが女性の方が強い気はする。

黒人男性が捕まったシーンでも、男性はとにかく警戒、怯えを
絶やさないけど、女性の方が犯人との同化により事の解決を図るところがある気がする。
それは弱いものの戦略なのかもしれない。知らんけど。

親子を殺すシーンは、本当に悪趣味だけど最高の悪趣味だった。
あそこはもちろん辛く悲しいけど、好きなシーンだ。

逆にジャクリーンの胸を削ぐシーンは、
削がれるまでビビってたけど、実際のシーンは怖くなかった。
あまりにリアリティがないのか、想像するのを脳が妨げてるのか、
なんか白けてしまう。

でもこうやって、殺人シーンを楽しむだけが
ラースフォントリアー作品の楽しみ方なんだろうか…。
私は全然わかってない気がするぜ。

家を作っては壊しているところは、
ものづくりをしている身として
「はじめから完ぺきは作れないから、一回完成させてみた方がいいよ」
とか思いつつ見ていた。

最後に「君の家はどうなった?」と問われ、
家を作ったあと、ファンタジー世界のようになるのは、
家を作るという目的を達したからだろうか。

エンディングテーマでは「出ていけジャック、もう戻ってくるな」で
だいぶすっきりするのだけど、
ストーリーを作る時は「嫌いなやつを主人公にしろ」というのもあるし、
数々の試練を遠慮なく与えるため、あんな嫌な人が主人公だったんだろうか。

あと、「ニンフォマニアック」のサドの人とのシーンがありましたね。

これもUs同様、解説を読んでまた思うところがあったら書く。










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